売上増も限界、利益率の向上も限界、しかし、人件費は毎年増加しています。
改正省エネ法で対象となる特定事業者は、大変なコストをかけても省エネを遂行しなければいけません。
エネルギーの削減にはガス、水道、電気がありますが、比較的ガス水道は用途が限られるために削減対策が取り易く、電気は用途が熱、光、動力など多岐にわたるために、削減対象を絞り難いのが現状です
既に電気代の削減を試み、限界まで実行していると言われる企業が大半でしょう。
デマンドコントロールを入れ基本電力を抑えている。昼休は電気を消している、廊下や便所の明るさを下げている。順次省エネ機器を導入している。もう、電気代はこれ以上下げられない。
そうではありません、電気代の削減はここからがスタートです。
それには現状を把握するツールが最低限必要となります。
クランプメータや電力計は、一瞬の値は測れますが、省エネに必要な1週間や1月のデータがとれません、これがないと電気代削減の対策がとれません。
1.機動性
配線工事などが必要な場合は、その障壁でストップしてしまいます。
簡単に取付、取り外しが出来ることが重要です。--------
無線
2.リアルタイム性
データを集めるのに1カ月先にSDメモリーを収集して、解析するとなると、対策を取るべき時が過ぎてしまい、後の祭りに成りかねません。
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WEB対応
3.グラフの質になります。
一般的に売られている省エネ監視用の電力システムは、パルス式の物が大半です。
これは電力量を正確に測る事には優れていますが、瞬時のデータを見ることは原理上出来ません。
グラフにしても30分間ごとの値が出るグラフでは、短い間隔で動いている機器の動作を見る事ができません。
待機電力の犯人を見つけるには向いていません。
この条件を満たす「電気を見える化」するツールがないと、暗闇を手探りで進む事と同じになります。
1.待機電力削減
・休日や夜間の不要な機器を停止する。
2.機器の定期メンテナンス
・照明機器の清掃
・空調機のフィルターの清掃
3.省エネ機器を導入する。
・灯具をLED、蛍光灯、メタルハライドランプに交換する。
4.温度設定や明るさ設定を調整する
待機電力とは夜間や休日に使われている電力です。主なものは非常用設備、保安設備などですが、問題はそれ以外の設備です。
365日24時間作動し、総電力の10%から20%が一般的にあると云われています。これを半分にする事で、電気代の削減が5%から10%が可能になります。
毎月100万円の電気代を5%削減できれば年間60万円の削減となります。
毎月1,000万円の電気代を5%削減できれば年間600万円の削減となります。
その上、地球温暖化の原因のCO2削減にも貢献できます。
1、メタルハライドランプ。
消費電力は水銀灯の半分、寿命は2倍。
2.HF蛍光灯。
最新式ラピッドスタート型の消費電力:85W、Hf型の消費電力:65W
削減量が少ないので、灯具の交換の機会に実施する。
3.電球型蛍光灯。
蛍光灯は優れた照明器具ですが、点滅を繰り返す個所に向かないので、点滅に強いLEDにしたほうが良い。
4.LEDランプ。
特に効果が期待できるものにダイクロハロゲンランプがあります。十分の1の電力になり、寿命も長くなるのでお薦めです。
5.LED蛍光灯。
40Wタイプも価格競争になり、数年前に2万円と言っていたが、現在は5千円近くの価格に下がってきている。長時間点灯する常夜灯などは交換するべきです。
照明器具は暖房器具です。発熱の少ない蛍光灯やLED照明器具でさえも触れば熱い、ハロゲンランプなどでは100度以上となり、触ればやけどをします。
つまり照明器具は暖房器具と考えても良い訳です。40Wの蛍光灯は40Wのヒーターに値します。
ちょっとした事務所でも50本位の蛍光灯は点いているので、2000Wの暖房機を付けているのに等しくなる。そのために冷房装置は効率を考えると倍以上の電力を消費することになります。
40Wの蛍光灯を20WのLEDに替えたら20Wの電気削減とともに40Wの冷房の削減に成り、トータルで60Wの電気代削減となります。
ただし、冷房期間中だけとなります
全ての電気エネルギーは、熱エネルギーに変わります。締め切った部屋の中で電気器具を使い温度が上がるので空調設備で温度を下げている状態です。
簡単にいえば、春や秋には冷房のスイッチを入れずに窓を開ける。これに類することです。
季節によっては、外気の積極的な取り入れを行うべきですが、窓が開かない場合は、空調機の外気取り入れダンパーの設定を調整します。
標準的な事務用パソコンの消費電力は約90wが、節電モードになると約7wに抑えられる。通常パソコンは電源を入れたままにされることが多い、立ち上げが遅いwindows7は標準で省エネモードになっているので良いが、一番使われているwindowsXPは、個々に省エネモードに設定しなければいけない。
通常8時間の内、半分は使われていないと仮定すると100台が200日稼働の場合、(90-7)×4×100×200=6,640,000Wh
1kwhを24円とすると159,360円/年、出費なしでこの効果は大きいものがあります。
省エネモードにしてもマウスをクリックするだけで元に戻るので何のストレスもありません。
南向きの窓には赤外線カットフィルムや塗料を塗布すれば、夏は太陽の赤外線を反射し、冬は室内の製外線を外に出さない効果得られる。
屋根には断熱塗料の塗布も効果が得られる。
換気扇は冷暖房された室内空気を屋外に排気するもので、大量のエネルギーを放出しているようなものです。
厨房で大型換気扇を作動している所は、考慮が必要です。
CO2濃度による換気扇の制御も有効です。
500平方メートル以上の路外駐車場は10回/時間が必要となる。これも古い法律で現状に合っていない。
冷房機の一部をガスヒートポンプに変えるのも夏季のデマンド値を下げるには、効果的な方法です。
電力会社も電気と使ってくれる会社を優遇したいのですが、夏季のピーク時に備えて最大消費電力を賄える設備投資が大変で、特に原子力発電所の建設は、簡単にできないので、夏季ピークを抑える事については歓迎されます。
缶コーヒは温めたり冷やしたりすれば味が変わるという説があります。確かにその可能性は否定しませんんが、自動販売の中で何日滞留するのでしょうか、滞留期間中の温度変化で味が変わる事はないでしょう。
制御装置により常時通電しないとダメな場合があるので、単純に電源OFFは出来ない面がありますから、メーカに確認する必要があります。
タバコ自動販売機などは、タイマで夜間や休日に停止する。
人のいない所は、消すようにしましょう。出来れば人感知センサーで自動的にすれば確実です。
コピー機に代表される事務機器、温水器、加湿器、その他